誰でも出来ることは誰でも出来る結果しか生まない

GOLDEN☆BEST デラックス 西城秀樹
ソニーミュージックエンタテインメント
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僕らインディーズの世界では、基本的にライブハウスや、公共施設にイベントがあって、

そこに申し込んで出るという活動がメイン。

そう、これって大体の人が誰でも申し込めば出来る事なのです。

となると、結果も誰でも成しうる結果しか生まれません。

 

よく見かけるのが、

ライブのチラシで5組~10組写真が貼ってて、

知らない誰かが何かやってる感の満載なイベント。

こういうのはもうその中に埋もれてしまって目だつことも出来なくなる。

酷い時は1日中で20~30組のイベントをライブハウスでやったりもするが、

あんなのはプロモーションにもならないと思ってます。

要はミュージシャンの数だけ集めればライブハウスはそれで売上出るから、

外部からのお客の事なんてまるで考えてないのです。

 

次にショッピングモールなどを無料開放して募集してるイベント。

これも5組~10組ぐらいのが多いですが、

やはり、知らない誰かが何かやってる。にしか見えない。

自分たちの感覚だとそうでは無いのかもしれませんが、

音楽をやって無い一般の人の感覚ってそんなもんです。

 

ウチの場合はショッピングモールやその他公共施設でやる時も、

必ず自分たちだけで占有してました。

1日何度もステージをこなしてました。

自分たち固有であるというアピールは結構昔からやってました。

 

あとは必ず物販可能な場所と、最低でも賄いか、施設の商品券か、

お金でなくとも何か対価の出るイベントにしていました。

交通費、その他費用を持ち出しでやるようなイベントは避けていたのです。

だから継続して活動出来たというのがあります。

費用が自分の持ち出しになるとどんどんキツくなってきます。

何らかの対価を得ることによって自分たちの存在意義も出て来ます。

ライブをやった事によって食べれた賄いご飯とか温泉入浴とかをやっていて。

支出だけの活動は避けてました。

 

場所も自分たちだけがやってるような稀有で環境の良い所に営業してました。

誰でも申し込めるような場所はやる価値が無いと思っていたので、

こういう場所で出来たら素敵だな~と思ったところに直接営業を掛けてました。

その中でちゃんとギャランティーの発生するところも多くなり、

YouTubeをやる以前からバンドの貯金はそれなりにあったんです。

 

そのうちホテルや旅館などでの演奏もこなすようになりました。

これも直接の営業アタックです。

ギャラと交通費も貰い、食事もついてて一泊できる部屋まで用意してくれていました。

ゴルフ場での演奏の依頼も仕事で入ってました。

とにかく自分たちは周りと違う事をしたい!という一点張りで活動してました。

その思いは今も変わりは有りません。

多くの人と同じようなレベルの活動で満足は出来ません。

ちょっと他よりは特別感を味わいたい。これってみんなそうだと思います。

あとは特別感を味わうためにどういう行動をするか?です。

 

その行動とは、

人と同じようなことをしない事です。

見ていると簡単なようで難しいようですね。

僕の場合は難しくありません。元々目立ちたい欲求強いので他と同じはすごく嫌な性格ですから。

でも一般のインディーズでは人と違うという事がなかなか出来ないようです。

「自分は特殊なのだ!」と文字でしかアピールできない人が多いです。

「自分は特殊です!」を名乗る人がX上だけでも5万人は居ますね(笑)

という事はその発言さえも固有で無くなります。

行動が伴ってないのです。

自分は固有であるといいつつ、その辺のよくあるイベントにしか出てなかったり、

周りと同じ無許可な路上ライブしたり、皆が申し込める場所に申し込んだり。

これでは固有を作ることは出来ません。

 

多くのミュージシャンたちが経験できないであろうという事を考えて、

それをすぐに行動に移していくしかありません。

行動をする人は稀有です。

ミュージシャンは行動できない人が多い。

だから行動力のある人が世の中で上がっていくんです。

この仕組みを理解しておくとよいと思います。

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