お前ら音楽だけでやってないやん!と時々言われる件

横浜のワンマンライブの盛況で終わってホッとしておりますリーダーKouです。

2022年にワンマンライブをやりだして、東京銀座に次いで横浜もなんとか自力興行で成功したので一安心といったところです。

今回は特に新曲発表とリリースと難しいセットリストだったので脳みそがパンパンでした💦

 

さてさて、周りのインディーズの中では結構派手にやってるほうになってきましたが、

こうなってくると色々周りの音楽人が言ってくることもある。

音楽だけで(楽曲だけで)やってないやん?

はい、もちろんそうです。

でも世の中楽曲リリースだけで売れる人なんて存在しません。

楽曲を世に知ってもらう。これが大事なのです。

その世に知ってもらうツールが僕らのYouTube番組です。

金のない僕らには無料で買える宝くじしか買えませんからね(-_-;)

 

古い考えがいまだに主流なインディーズ界

インディーズの場合、楽曲リリースしまくってCD出せば売れるだろうとか、

路上ライブなどの街宣ライブをとにかく数やれば売れるだろうとか、

ライブハウスでライブやりまくればファンも増えるだろうとか、

結構間違った考えが蔓延ってるような気がします。

僕らに対して邪道だとか言ってくる周りの音楽人は、僕から見れば嫉妬にしか見えない。

 

どんな商売でも順序は同じ。

どれだけ美味しいラーメンを作ったとしても認知されなければ売れない。

そのために必死にビラを撒いたりSNS更新しまくるわけですよね。

時には美人の店員さんをSNSに出演させたり、

ちょっとコント風のショート動画で興味を惹いたり、

こうやって認知してもらって、来店してもらって初めて味をわかってもらえるのです。

これはどのビジネスでも同じ順序になります。

僕も元はビジネスマンなもので、そこからインポートしてるんです。

 

ビジネスのほうが明らかな商品があるのでやりやすいですが、

エンタメを売るのは非常に難しい。その難易度に興味を持ったんです。

どうせやるなら難しいことを成功させた方が面白いなぁ~と思うのです。

そして今はSNSが普及し昭和より数十倍以上の飽和状態の世の中なのです。

 

自分たち自身を5%見てくれるという事は凄い事

つまり僕らがやってるYouTube番組は、Room3を知ってもらうきっかけなのです。

そこから数%でも曲を聴いてもらい気に入ってくれる方が出来れば万歳です。

実質、僕らに対して邪道だと言ってくる人よりは売ってるだろうしね(;’∀’)

YouTubeも企画の場合は再生もされますが、自分たちの話題の場合は5%の場合もあります。

ところがこの5%を5%だけ?と思うか、5%も!と思うかです。

僕の場合は5%も!です。

5%しか見てくれない!と思う人は成功しません!絶対に!

人が人に興味をちゃんと持つ確率というのはとんでもなく低く、

YouTubeの場合は0.1%~5%程度です。

元々知名度ある人でファンが登録してる場合は別ですが、ゼロから始めればそんなもんです。

こういたデータを以前からちゃんと研究してたので当たり前の数字なのはよくわかってます。

これを把握せず5%しか見てくれないと思う人は、その良くない思いが普段から出てしまうのです。

そしてよりファンがつかなくなる状態に陥ります。こういう人を何度も見ました。

 

メジャー業界でも方法は同じメディア活動

一流の業界でも分母を考えてます。

だからTVを使うわけです。今でもTVのパワーは絶大です。

TVは今でも分母がかなり大きいメディアなわけで、

YouTubeチャンネルとは比較にならないのです。

分子を大きくしたいなら分母も同じ倍数を掛けなければいけません。

なのでメジャー業界でホールを埋める人たちは、

かなり多くの分母を獲得する事をプロモーションでやってます。

ライブいっぱいするとか、街宣いっぱいするとか言う作業ではありません。

メディアを活用することを必ずやってます。

TVでなくともBS、CS、CATVとかラジオのレギュラーとか、

何かしらやってます。

そしてそこで必ず人間性を出すことをやってます。

 

なぜ僕がこれを知ってるかというと、

1500人程度のホールで全国ツアーをする歌手のスタッフして潜入し、

レコード会社の人や本物の業界人の話をたくさん聞いてきたからです。

勉強の為に入ってたわけですから。

インディーズによくいる業界人とは訳が違います。

比較的マネージャーさんやプロダクションと近い位置に居れる現場を選んでいたので、

本物の業界の人の動きやプロモーションがよ~くわかります。

そしてそれを自分たちの活動へ生かすためコンパクト化して考えたわけです。

 

そして僕らも本物と対面することに

そして僕らもいわゆる本物の方々と対面することが何回もありました。

認知もしていただいており、これは本当にラッキーとしか言いようがありません。

ただ僕らはメジャーに行きたいわけでもなく、知る人ぞ知るニアフィールド・ミュージシャン

これを目標としてるので、本物の人たちの話を小さい規模に落とし込んで活動してます。

本物の話はもう今まで想像していたものとは全く違います。

本物に触れておくことはむっちゃ大事!!と思いました。

例えメジャー目指してなくても、規模小さい活動の場合でも意識がかなり変わります。

 

今までの周りにいたプロ音楽家とも全く違う感覚で、

やはり第一線を経験してる人の言葉の重みというのは計り知れないものがあります。

でもどうにかその言葉を理解していくことが大事です。

 

ライブの興行では本物を参考にしてます

ライブの興行方法は殆どが本物の方を参考にして、僕らの規模に落とし込んでます。

今回の横浜もですが、以下のことに気を付けてます!

①集客はYouTubeを見て来る方のみ(知り合いや所属コミュニティーに頼らない)
②開演前は姿を見せない(当たり前)
③専属スタッフをつける(毎回同じ対応ができるため)
④ファンとの企画外での個人的飲みや打ち上げはしない(不公平を生むため)
⑤チケットは前売り前決済(インディーズでよくある取り置きは無い)
⑥対バンをしない(Room3でチケットを売る場合はしません)
⑦初の会場は必ず下見する(当たり前)
⑧告知は日時・場所・住所・連絡先をきちんと明記(当たり前だがしない人多い)

⑨他人との依存関係を作らない(先輩依存、プロデューサー依存、事務所依存がない)

ざっくりとこんなところでしょうか。

さて、ちょっと頭の回転のいい音楽人ならお気づきでしょうか?

そう、巷のインディーズでよくある事を逆にした感じになるのです!

皆が良くやってることをしないという選択をしただけで、

パリッとした興行が出来るんですよね。

 

同じようにとは絶対行きませんが、

ちゃんと本物の興行を見ていると、実は売れないインディーズたちの逆のことをやっていて、

売れない人たちは本物の逆の事をしているという、なんとも矛盾した状態なんですよね。

僕たちも売れるというには遠すぎますが、

一応赤字のない興行は出来るようになりました。

それもこれも本物を体験したおかげです。

 

周りがエセだとエセに染まるもの

面倒見てもらってる大人、先輩に囲まれて活動している場合、

その面倒見てくれている人が、本当のプロモーションを知らない場合は、

その間違った考え方を正しいと自分も信じてしまい、

せっかくの人生の時間を無駄にしてしまうのです。

 

インディーズ音楽人は、1の事を100に誇張して自分を上げる人が殆ど。

特にエセ業界人がかなり多く、

僕の感覚だと業界人や元業界人を名乗る人の99%がアーティストを売ったことがありません。

口で言うのは誰でも出来るからみんな口でしか言わないのです。

ちょっとした過去のことを誇張して大きく見せてる人があまりにも多いです。

メジャーに行きかけたことがあるとか、過去にメジャーデビューしたとか、

実はメジャーデビューは難しくなく、デビューは誰でも出来ますが、

そこから生き残るのが難しいわけです。

僕の現行の知り合いもメジャーデビューしてますがその後・・・(;’∀’)

そして昭和の頃と令和ではプロモーションも全く違う。

SNSが無かったころのやり方を今の時代にするのはナンセンス。

音楽というのは見栄張りばかりの世界!と言っても過言ではない、

むしろそう思って世の中を渡って行く方が成功率は上がります。

 

そして結局は僕らを邪道扱いした人たちよりは知名度もあり、自力で遠征出来たり、良い活動ができちゃってるわけなんですよね。それが現実だと思います。

世の中に結果をちゃんと刻み込んだもん勝ちなのです。

他人との依存関係を作らず自分の意志で決定

僕らの場合はどこにも依存していません。

ですが唯一依存してるのが「ルームメイト」と呼ばれる応援していただいてる方々。

ここの意見だけは取り込みます。

ですが、先輩が言うから。。。とか、事務所に言われたから。。。とか、

プロデューサーがそういう考えなので・・・などなど。

人の頼みを渋々聞かないといけないというシーンが僕らには存在しません。

自分が好きで自分のわがままで音楽やってるわけなので、

メンバー以外の人のいう事をいちいち聞きたくないんです。

きつい様に聞こえますが、これをやると責任は全部自分になります。

これが功を奏してお尻に火が付くんですよね~

自由=責任ですから。

でも責任を負うと活動もよりキチンとしようと思うようになります。

世の中の大半の音楽人はこの責任を負う事を嫌います。

僕はこの責任を負うのがちょっと快感な変態でもあります。

そうでないと自力で今のような活動は出来ないです。

 

人のいう事を呑んでたら責任は押し付けれますが、

自分のわがままをある程度抑えないといけません。

それが嫌なので僕は自由を行使する方向に動いたんですよね。

 

そんなわけでこれからも自由かつ責任をもって自力で活動していきたいと思います!!

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