インディーズやアマチュアのライブは基本的に30分が殆どです。
大体5曲程度かなと思います。
我々Room3も初期の頃はそんな感じでした。
30分あればいいですが、ここに転換の時間も込みになってる場合もあり、
その時は25分とか20分になってしまう場合もあります。
ライブハウスの場合だと、この30分の為にノルマ3万~5万を支払うわけです。
僕の場合ですが、これって効率悪くない?と思ったのです。
ミュージシャン目線からすれば30分場所を借りるのに数万円はかなり出費。
リハーサルも出来ますがそれも30分は無理で大体10分~15分の音出し程度です。
これもあって、僕らの場合はある程度集客できるようになるまで、
ライブハウスは使わないようにしたのです。
これはライブハウスが悪いというわけではなく、
ミュージシャン自体の集客能力が無ければ赤字の垂れ流しになるからです。
ライブハウスは貸切ったほうが好きに出来ていい!という結論に至ったのです。
さて本題の30分に関してですが、
これはライブハウスが大体イベントでは30分5組~10組のようなイベントをするからです。
あと知らない人を見るのは30分が限度というのもあります。
ライブハウスではなくても、公共のイベントなどでも20~30分単位で入れ替え制が多いです。
ほとんどのインディーズたちが、この20分~30分の為に交通費と労力をかけるのです。
30分の為にほぼ1日使ってしまうことも非常に多いのです。
僕らRoom3の場合は
ライブと言えば2時間コース。
30分~1時間程度はミニライブと考えています。
一般客の少ないライブイベントの場合は、
演者も終演後は客席で観覧することをルールにしている場合もあります。
あと、ライブ後の打ち上げなどに参加すると費用負担もめちゃぐちゃ大きい。
1日がかりになってしまいます。
ここで僕が思ったのは、
『なんで30分の為にこんなに労力とお金使うんだろう?』
です。
ここから一旦ノルマ制のライブはやめて、公共イベントの街宣をするようになり、
独自で宿泊施設や温浴施設、公共施設に営業して対価を貰うイベントを獲得してました。
独自で営業してるので、街宣的ライブでも1時間x2ステージなどが多くなりました。
しかも他のグループは居なくて我々だけなので埋もれないで宣伝にもなるのです。
こうなると1日使っても良いかなという感覚になります。
ただ、ロック好きというのもあり、やっぱりライブハウスでやりたいよね~
という欲もぜんぜんあったので、まずは集客できるバンドになろう!
そう思って始めたのがYouTubeです。
今ではRoom3のライブと言えば2時間以上のワンマンライブ。
30分程度のものはミニライブのような位置づけです。
今だと30分の出演だけでは対価が無いと動くことが難しい💦
イベントに参加するときでもやっぱり1日使っちゃうので、
それなりのステージ量で無いとメンバーを動かすのも難しいです。
今でも複数組の対バンライブに出ませんか?というオファー時々来ますが、
今はそういった対バンイベントは非効率かつ収益性が低いのでやりません。
Room3の場合は通常2000円程度のチケットの倍の4000円~です。
逆に考えたら30分のライブに2000円払ってファンに来てもらうのは失礼かな?
固定ファンは他のバンドにはあまり興味ないのです。
場合によっては好みじゃない人を無理に聴かせる拷問になってしまう場合もあります。
それなら4000円でもワンマンで2時間たっぷり楽しんでも貰たほうがいい。
だからライブハウスは貸切ってワンマンでやった方が収益性も満足度も上がるんです。
1つのライブステージをやってどういう効果があるか?
そのために使う労力は見合ってるか?
ファンの満足度はどっちが高い?などなど。
これを考えておいた方が後々病まなくて済むようになります。
結局最終的には知名度を上げることが最優先というのが良くわかります。
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