日本の文化として、
○○一筋!みたいなことがカッコイイ的な見方をされますが、
僕たちのように音楽活動してる人は結構課題ですが、音楽で食うというのは非常に難易度高い。
音楽だけではなく芸事全般ですね。
エンターテイメントは心の余裕、金銭の余裕があってこそやる側も見る側も成立する事なので、
特に芸人さんなどは大半がアルバイトしてます。
バンドマンも、それで食ってるように見せかけて、
実は別の収入源のほうが多いものです。
音楽家の場合は、プロと言ってる人でも自分のライブ活動で稼げてる人は少ない。
大体がレッスン、音響屋、サポートなどで収入を得て、本来の舞台人としてやってる人は極少です。
安定と夢との両方の取り方
僕らの場合も例外ではなく全員とも自分の仕事を持ってます。
YouTubeとバンドで生活しようなんて思ってません。
でも音楽でライブやるのは好きですし、YouTubeで喋ることも好き。
ここで一般の場合は、
『音楽活動で目立つならフルコミットしないと!』
とか
『まず仕事で貯金してから活動しないと!』
とか、どちらか一方に意識が行きがちですが、僕の場合は違って、
やっておきたい事を全部同時選択するという方法を取ります。
ウチの蘭も、もちろん生活あるし、自分のしたい仕事をしてるのでそれも大事。
それと音楽活動を並行するという方法が一番良いと思ってます。
たぶんこういうやり方してる人はあまり居ないと思いますが、
ウチのYouTubeは月2回、1日6時間だけの収録で1か月分の動画撮ってます。
編集時間も1本平均30分程度。トークだけの場合はノーカットなのでほぼ編集いらず。
かなりカロリー消費が押さえれてます。
編集に頼るより自分のトークを練習したほうが効率的かつ実力が付く。
こんなやり方をしてます。
なおかつバンドでライブもする
これが一番大変なのですが、
昔ならただ単に現場に行って出るだけのようなライブでしたが、
今はファンの皆様の前でのワンマンライブで、大阪から東京などにも遠征するようになりました。
すべて自分で企画、チケット販売、スタッフも用意と興行すべてを自力でやってます。
規模感が大きくなったので年に数回しかワンマンライブは出来ませんが、
それでもYouTubeをやる以前と比べたら100倍ぐらい充実するようになりました。
これも数を連発するわけではなく、より効果的なタイミングを狙ってやるようにしてます。
練習もなるべく個人練習をメインにしてもらって、スタジオでは合わせ程度。
合わせたときの微妙な違和感等を修正していきます。
そういう風にして時間の節約をしております。
毎回経費も○十万かかるので、毎回数字には慎重です。
赤字にはしたくないですからね!
後は今は応援してくれるファンの方が沢山いるので、
ライブハウス選びも自分たちの好きな場所を選び、
日程はなるべくファンの方が来やすい日時を選ぶ。
人の企画に乗るわけではないので自分で選択してます。
ファンが居ない間は安く出れる複数バンドの企画に乗ったり、
施設などにお願いして、先方の都合の良い日時にこちらが合わせるという方式。
これが自分達主導になったので世界も全然変わりました。
効率化してやりたい事を全部選択する
こういう風にして、自分の仕事・YouTube・バンド活動の3つを時間配分してやってます。
今はこのやり方が一番合ってるかなと思います。
蘭にも負担掛けないし、他メンバーにも負担掛らないけども、
ちょっとその辺のインディーズバンドよりはお客さんもそこそこ入って、
そして東京や横浜へ自力で遠征もできる。
やりたい箱を選んでそこを1日貸し切るのも当たり前に。
自分で日時と場所を選択して自分で実行します。
他からの誘いとかで出演することはほぼありません。
すべて自分の我儘で選択して、ちゃんと経費も掛けて実行できるようになりました。
正直、毎日路上ライブしてる人や街宣ライブしてる人からしたら労力は20分の1ぐらいですが、
効果はそれらローカル活動の100倍程度の効果を生んでます。
毎日に近いぐらい街宣ライブしてもファンは年間10人増えるか増えないか?の人が多いもので、
オフラインでの音楽活動が如何に厳しいか?というのは以前やっていた僕たちがよくわかってます。
この活動の仕方が出来る理由はYouTubeが2万人以上になったから。
これしかありません。
YouTubeは1対100、1対10000などでも出来ますからね。
なおかつ毎月それなりの収入もYouTubeから入り(活動が余裕で出来る程度)
以前からは比べ物にならないぐらい至れり尽くせりなのです。
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